南インド

シナモン・レイヤー・セヴ/カンダパティ風ミタイ

いける 👍八ツ橋の核は「米の皮に香りをまとわせる」ことだから、南インドの層状米菓に変換するとかなり自然だ。にっきの主張も強いまま、薄層が重なる食感でちゃんと“お菓子の構造”が立つ。

シナモン レイヤー セヴ/カンダパティ風ミタイ

なぜこの地域か

南インド。南インドは米粉、ギー、ココナッツ、カルダモンみたいな要素で層を作る発想と相性がいい。薄い生地を重ねる、焼いて香りを立てる、という八ツ橋の転写に一番無理がない。

材料(2人前)

  • 米粉 200g
  • 薄力粉 50g
  • セモリナ 30g
  • ギー 60g
  • 砂糖 80g
  • 塩 ひとつまみ
  • シナモンパウダー 2小さじ
  • カルダモンパウダー 1/2小さじ
  • ココナッツファイン 40g
  • ぬるま湯 120〜150ml
  • 牛乳 2大さじ
  • 白ごま 1大さじ
  • 揚げ油または多めのギー 適量

作り方

  1. 1

    ボウルに米粉、薄力粉、セモリナ、砂糖、塩、シナモン、カルダモン、ココナッツファインを入れて混ぜる。香りの土台はここで決める。

  2. 2

    ギーを加えて、指でそぼろ状にする。粉が完全にまとまらなくていい。層とほろほろ感の元になる。

  3. 3

    ぬるま湯と牛乳を少しずつ入れて、固すぎない生地にまとめる。こねすぎないのが大事。

  4. 4

    生地を3〜4等分し、それぞれ薄く伸ばす。打ち粉は最小限で、割れない程度の薄さにする。

  5. 5

    薄く伸ばした生地の表面にギーを薄く塗り、白ごまを少し散らしてから、端から巻くか折りたたむ。ここで層が生まれる。

  6. 6

    巻いた生地を軽く押して平たくし、さらにもう一度薄く伸ばして折りたたむ。2回やるとウエハースっぽい層感が出る。

  7. 7

    食べやすい長方形か菱形に切る。

  8. 8

    180度の油で浅く揚げるか、ギーを塗って弱めのオーブンで焼く。表面がきつね色になり、層が立ち上がったら上がり。

  9. 9

    仕上げにシナモンをほんの少し追いがけする。香りを最後に立てると、八ツ橋感が一気に来る。

最重要ポイント

ポイントは、生地を一枚で終わらせないこと。薄く伸ばして、ギーを挟んで、もう一回重ねると、八ツ橋の“香りの皮”が南インド式の層菓子に変わる。

さらに攻めるなら

  • 黒糖ではなくパームシュガーを使うと、南インド感が一段上がる
  • ココナッツを細かく刻んだものとファインを半々にすると、粒感と層感が両立する
  • 焼き上がりにローズウォーターをほんの数滴たらすと、ミタイっぽい余韻が強くなる

インド化、完成。これ、かなり筋がいい。八ツ橋のにっきは南インドの香り菓子に乗ると化けるやつだ。層が立って、噛むたびに香りがほどける感じになる。

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